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2021年7月 8日 (木)

菅首相の「太平洋・島サミット」 開会挨拶への反論が遅すぎる

 中国が余裕で反論を Japanese.CHINA.ORG.CN に反論記事を掲載したのが

遅すぎることが気になる。

実は、「太平洋・島サミット」加盟国18か国のうち、「キルバス」が

空港滑走路整備を低利でします。と中国側から提示があったことは事実。

この案件に関わらず、アメリカが必死になって、ワクチン支援とか、

資金援助とか、インフラ整備とか、中国側に行っちゃ如何と、露骨に

外交かましていたのに、中国が余裕をかましているということは、

「キルバス」は落ちたのかなとも考えられる。

 

 これが、事実であれば、アメリカは太平洋の西半分の制空権・制海権は

失ったも同然である。これは、日米台にとって死活問題である。

18分の1 であっても、アメリカの西海岸は中国の脅威にさらされるわけでして、

ハワイ・グアムは勿論のこと。ワクチン供与・インフラ整備は日本の役割と

なっているでしょう。そのくらい、地政学的に見て最重要の位置なのです。

この中には、フランス領の島もあります。それ故に、今回フランス海軍も

日本にくるのです。

 

 どこも、報道して居ませんけれど、僕はとても気になります。

日本にとっても、守備範囲が広がるわけだから、防衛予算は現在の3倍は

必要になるでしょう。

憲法を読んだこともないくせに「9条改正反対」と謳っている方たちよ、

あなた達だけで、この税負担をしてくれよ。

 

日首相の「中国の支援が太平洋島嶼国を債務の罠に陥れる」

との発言に中国外交部が反論

2021-07-07 16:32:41   Japanese.CHINA.ORG.CN

 

 日本の菅義偉首相による中国に関する誤った発言を受けて、中国外交部

(外務省)の趙立堅報道官は6日の定例記者会見で、「一部の悪意ある目的を抱く

国々による、いわゆる『中国の支援が太平洋島嶼国を債務の罠に陥れる』との

宣伝は支持を得られない」と指摘した。

 

   報道によると、日本と太平洋島嶼国は先日、第9回「太平洋・島サミット」

(PALM)を開いた。日本の菅義偉首相は開会の挨拶で、「新型コロナによる

社会経済への影響や権威主義との競争など太平洋地域が新たな挑戦に直面して

いる今、日本は被援助国政府の債務の持続可能性を極めて重視している」と述べ、

日本側の支援は支援期間に被援助国を「債務の罠」に陥れる中国のやり方とは

異なるとした。

 

   これについて趙報道官は、「中国は一貫して人類運命共同体と『真実親誠』の

理念を堅持して太平洋島嶼国と互恵協力を実施するとともに、できる限りの範囲で、

いかなる政治的条件もつけない支援を行っている。双方の協力は相互尊重と対等な

協議の上に成り立っており、経済発展と民生改善が目的であり、太平洋島嶼国の

政府及び国民に心から歓迎されている。一部の悪意ある目的を抱く国々による、

いわゆる『中国の支援が太平洋島嶼国を債務の罠に陥れる』との宣伝は支持を

得られない」と指摘。

 

   また趙報道官は、「挑戦と言うのなら、福島原発事故の汚染水を太平洋に

放出する日本の計画こそが太平洋沿岸諸国の環境や健康と安全に対する重大な

挑戦だ。太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長は以前声明で、加盟国首脳を

代表して懸念を表明した。日本の指導者は虚偽情報で中国のイメージを

損なうことにかまけるよりも、まず自らがいかにして太平洋島嶼国の人々を

原発汚染水の海洋放出による『環境の罠』に陥れないようにするのかを明確に

説明すべきだ」とした。

 

 

言っておきますけど、中国・韓国の原発が海洋放出している、原発汚染水は

福島の60倍も濃い原発処理水として垂れ流しているのに、良く言うわ。

まぁ、ほんとに中国・韓国はこじ付けが非常に巧みであって、

ある意味、見習った方が良いのでは笑っちゃうけど、

ちゃんと、世界に向けて言わなきゃ、ダメでしょう。

 

 

ありがとうございます。

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